ロータリー財団奨学金

ロータリー国際親善奨学金

ロータリー財団プログラムのひとつにロータリー国際親善奨学金があります。
ロータリー国際親善奨学金に関する資料はこちらをご覧ください。

ロータリー国際親善奨学生応募条件

ロータリー国際親善奨学生は一般公募で、ロータリークラブ会員の子弟やその関係者以外から選ばれ、成績優秀で国際親善に役立つ人でなければなりません。

奨学生の具備すべき条件として

1. 学業または専門的分野において、或いは研修または実務において高水準を保持してきた者で、かつロータリー国際親善奨学生として顕著な成績を上げうる可能性を示すものでなければなりません。
2. 指導性、想像力、熱意、適応性、円熟、目的の誠実さを実証して頂きます。
3. 文化研修のための奨学生を除き、申請時において、留学国及び指定された教育機関で用いられている言語に熟達していなければなりません。文化研修のための奨学生は、留学先の言語について、大学1年または同等の教育水準がなければなりません。
4. 他国における厳しい1ヵ年の研究と旅行に耐えうることが求められます。
  ロータリー国際親善奨学生は、国際間の友情と理解を深める掛け橋となるために、親しみやすく外交的な性格と、異文化や異なった生活様式に溶けこもうとす る努力と、自己の意思を積極的に伝える能力とを備えている必要があります。また、日本の歴史、文化、地理、時事問題についても十分な知識を持っていなけれ ばなりません。

 西宮ロータリークラブ及び受入側のロータリークラブ会員がカウンセラーとなり、奨学生が地域社会に溶け込んで所期の目的を達成できるように援助を致します。
  奨学生は、留学中は、受入側のロータリークラブを訪問して卓話を行うほか、ロータリークラブの奉仕プロジェクト、ロータリー地区大会やロータリー財 団の集会に出席しなければなりません。また、帰国後は、ロータリークラブ例会やロータリー地区大会、ロータリー財団学友活動に参加するとともに、後輩の ロータリー国際親善奨学生候補者に対するオリエンテーションを援助しなければなりません。

ロータリー国際親善奨学金の種類

ロータリー国際親善奨学金にはいろいろの種類が設けられています、西宮ロータリークラブがお世話できる奨学金制度を次に列記します。
1. 1年度国際親善奨学金
大学または大学院で1年間勉強するためのもので、旅費、語学研修費、生活費、学費を含めて25,000$を上限にして支給されます。留学先の言語に習熟していなければなりません。(通常、TOEFLまたはBERLITZの点数が参考になります)
2. 文化研修のための国際親善奨学金
集中語学研修と異文化に触れるためのもので、旅費、生活費、学資が支給されます。大学1年程度の語学力が要求されます。支給額の上限は次の通りです。
  ① 3ヶ月研修 12,000$
  ② 6ヶ月研修 19,000$

ロータリー国際親善奨学生の応募手続

次々年度の国際親善奨学生の選考手続は次のようになっております。
1. 12月頃申請申込み
2. 西宮ロータリークラブに対する申請書提出期限は翌年3月から7月15 日の間に設定されます。2006年度は4月30日です。
3. 西宮ロータリークラブでの1次選考があります。
4. ロータリー兵庫地区事務所への申請書提出期限が設定され、1次選考合格者の書類が提出されます。
5. その後、兵庫地区での選考が行われます。
6. 兵庫地区よりロータリー財団への申請書提出期限は翌年10月1日となっています。
7. 合格者に対する教育機関指定通知を翌年12月15日に致します。
8. 留学先大学の入学手続は申請者で行ってください。

ロータリー財団学友会

研修を終えて無事帰国されますと、ロータリー財団学友会に所属していただきます。ロータリー財団学友会は、元ロータリー親善奨学生のほか、元研究グルー プ交換参加者、元大学教員補助金受領者、ロータリー・ボランティア補助金受領者で構成され、以下に示すような責務を負います。
1. 帰国後最初の1年間にロータリー行事において少なくとも5回講演すること。
2. 帰国後ロータリー以外の人を前にして少なくとも3回講演すること。
3. 大学その他の関係出版物に学友活動についての記事を掲載すること。
4. 兵庫地区のロータリー大会に招待されますので出席すること。
5. 兵庫県学友会の会合に出席すること。
6. 将来有望なロータリークラブ会員候補者になること。
7. 後輩ロータリー国際親善奨学生候補者に対するオリエンテーションに参加すること。